2020/07/21 02:28

7月20日 晴れときどきくもり

本日のBGM Prince Nico Mbarga


今日も大変に暑くて いよいよ夏きたな!って感じの一日でしたが、昨日 庚申窯に住み着いてる野良猫の一匹が子猫を生みまして、白いの2匹と白黒1匹の計3匹です。生まれたてほやほやですね。

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一応動画も


子猫たちの親がこちらの猫↓でして、この猫はこのブログを始めた2日前くらいにきたやつだったんですけど、その時小さくてまだ子猫かと思ってたら今でも小さいままでして、どうやら もともと小さいタイプの猫だったみたいですね。

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最初の頃の写真↓

IMG_7656 3のコピー

今年の4月半ばごろですね。こう見るとだいぶ顔つきが変わりましたな。この頃ガリガリでしたし ハングリーさが面構えに出てますね。

今いる他の野良猫たちはすでに不妊手術されていた、耳がカットされてる野良猫たちだったので、そのまま居着いても問題なかったんですけど、こやつはまだ手術がされていないやつだったので、これは居着いては困る!餌をやらんように!猫だから自力で生きていける!

という方針が家族会議で出たものの、何年か前に迷い込んだ猫が、餌をやらなかったら そのまま他の場所に行くことも 餌を取ることもできずに死んでしまいまして、

この猫もやたらと人懐こいから多分もともと飼い猫で 同じようになるんじゃないか、ということで 結局みんなが こっそり餌をやって 居着いてしまったわけなんですけども、

もうそうなった時点で不妊手術をやっておけばよかったんですが、まだ大丈夫だろう お足もかかるし、やらなければならないこともたくさんあるし、と 手術を先延ばしにしていて、

ようやっと手術をしようという頃には すでにご懐妊しておりまして、それで今になって子猫まで面倒見れないから中絶手術などと言い出したので、それはちょっと違うんじゃあないかい と思い、とりあえず産んでもらって、後のことはまた後で考える!ということで昨日産まれた子猫たちでした。


ほんで生まれてみたら母猫小さいのに 子猫が結構でかいなと思いまして、そして色もまた、父猫もまたそこらの野良猫、目星のついてる犯人は濃いキジトラだったから、柄ものの猫が生まれると思ってたら白い猫が生まれて不思議ですね。隔世遺伝ってやつでしょうか。

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この2匹は見分けがつきませんな。まだ小さいからですかね。白黒の方↓は黒の部分にちょっと縞模様が出てて、キジトラの毛質が現れてるんでしょうか。

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ちなみに生まれた場所はこんな感じ↓のところでして、1週間くらい前から母猫が家の中や工房に入ってこようとしてたので、こいつは産み場所を探しておるなと思うも そこは室内には入れず、

「ここがお前と我々の最後の境界線だ、これについてお前は不服があるかもしれんが、境界線を明確に持つことで むしろ お前と我々は対等たりえるのだ、だから断じて家の中には上げん!工房にも!」

ってことで屋根のある外の物置みたいなところに 段ボールをいろいろ置いて、入り組んだような形にしてたら その中の一つを寝ぐらにしたようです。すぐ横の建物には大体人間がいるのでカラスとかも寄ってきにくいですし。

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産まれた子猫たちは飼い主募集中でして、今のところ2軒の方に検討していただいているのですが、もしお知り合いで、ちょうど白猫を飼いたかったんや!という人がいましたら、ご連絡いただけるとありがたいです。しばらくは母猫が育てた方がいいと思うので二ヶ月後くらいになると思いますが。

もし引き取られなくても、残った猫たちは庚申窯で不妊手術をして、あとは適当に住み着いてもらいますので、まあ心配はないと思います。

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高鶴裕太 コウヅルユウタ
陶芸家
1991年生まれ
2013年横浜国立大学経済学部卒業
上野焼窯元 庚申窯3代目