2020/08/11 05:23

8月11日 晴れ

本日のBGM Martha Reeves & The Vandellas - Nowhere To Run

子猫〜23日目〜


今日は一日中クーラーの効いた部屋でパソコンを使って新しいチラシ、かっくいい言い方をするとフライヤーってやつを作ってまして、暑いのは嫌ですけど クーラーの効いた部屋にずっといるのが快適かと言われれば 実はそんなことはないんじゃないかしらと思いまして、

暑い中から涼しいところに入ったという瞬間だけ 気温差による心地よさを感じますが、ずっとその中にいればあんまり涼しいことによる快感はないような気がしましたね今日やってみて。クーラーの効いた部屋から外に出る時も心地よかったですし。

ちなみに気温差アレルギーというのがあるそうで、某陶芸家の人は7度くらい気温差があるところに移動すると くしゃみが出るそうです。その人がくしゃみをしたら「あ、ここは7度くらい気温差があるのね」というあまり役に立たない指標になっております。


しかしこれは寒いのが嫌いな私のケースであって、まあ人それぞれよね、というどこにも到達しない結論が飛び出てくるわけですが、

ほんじゃあ寒いの嫌いならクーラー切ったらええやんけと仰られるかもしれませんが、このパソコンというのが軟弱なことに暑いのが不得手という体たらくでございまして、しかも大きいモニターに繋ぐための接続部品が頭おかしいんかというくらい熱を持ちまして、たぶん卵の白身なら固まり出すくらいの温度なんですけど、

そういうわけで根性論的な道理が一切通用しない この電子機器たちの寿命を縮めないためのクーラーでございまして、でも設定温度28度でも寒いなと思ってしまう私で、で この部屋のクーラー、たぶん平成初期のやつなんですけど、温度を29度とかにしたら温風が出てきてこらあかんわと、

じゃあ何か上から羽織ってやればええやんけと仰るかもしれませんが私もそう思っていまして、カーデガンなぞを上から羽織ってバランスを取ればパソコンは快適 私も快適で双方得があってええじゃないかと、

しかしですよ、上からカーデガン的なものを羽織ったら28度では多分暑いわけですよね。だとしたら今度は温度を25度とかに下げてバランスが取れるのでしょうけど、そうすると私の中の自然原理主義者が起き上がってきてですね、

わざわざ部屋を冷やして厚着をするとは何事じゃ、いろんな人のいるフロアーで働くオフィスレイディーならともかく この部屋にはお前しかおらんやんけ、お前はいつからそうやって自然に逆らうことで満足を得る人間になってしまったのじゃ、まるで真夏のホテルのスイートルームで「暖炉の火が美しいから見たい」と言って冷房を最強に効かせて、その上で暖炉に火をくべていたというハリウッドの某映画プロデューサーみたいなアホと本質的には変わらんことじゃぞ!

というような自分でもどうかと思う意固地さが出てしまって、ちょっと肌寒いのを我慢して作業してたからそりゃ快適ではないですわな。ちなみに今は夜中、ていうかもう明け方なので窓開けてこれを書いていますが こっちの方が快適ですね。


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これは最近よく見かけるニホントカゲです。美しい色ですね。このあとすぐ逃しましたけど。しかしこいつほとんどヘビですな。ヘビについてもそのうち書いてみたいですね。

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高鶴裕太 コウヅルユウタ
陶芸家
1991年生まれ
2013年横浜国立大学経済学部卒業
上野焼窯元 庚申窯3代目