2020/08/12 00:39

8月11日 晴れときどき雨

本日のBGM PLASTICS - COPY

子猫〜24日〜


スクリーンショット 2020-08-11 22.59.57

今日もパソコンでチラシを作ってまして、こんな感じのやつなんですけど↑、なんでこんなのを作っているのかと言いますと、町の商工会による企画で、 新しく商品開発をすることに対する国の補助金 ってのがございまして、

その成果物として実際の商品と、それ用のチラシを作って、商談会に持ってって いろんな人に見てもらって バイヤーの人たちと交渉する、というところまでセットになって補助金が下りるわけで、だから要するに商工会からせっつかれ出したので、私はチラシたちを急いで作っているわけなんですけど、

チラシ "たち" という事で、上の湯呑みは私が今回作ったやつですが 別の陶芸家の方のチラシも私が作っておりまして、ていうのも この商談会用のチラシって書類上必要なものだから、正直言って 適当に作って 審査通して 終わったら捨てる というのが一番合理的なやり方になるんですけど、

私の中のワンガリ・マータイさんが「モッタイナイ!」っつって、商工会の方で用意してくれるというのを断って、せめて自分のチラシだけは商談会後も使えるような 自分でも納得できるものにしようと自分で作っていましたら、

去年くらいから他の人のも作ってくれや という事で、もうチラシは私が作るものというような雰囲気ができておりまして、まあ全体として いいものができた方がいいよね ってことで引き受けてダーターで作っております。ダーターなんです。ここ強調しとかないとね。ダーター。まあでも他の人のを作ってると自分のやつも改良点が見えてくるのでその辺は得るものがありますね。


そうやってチラシを作っているなかで今日気づいたんですけど、文章とかデータをコピーして貼り付ける、いわゆるコピー&ペーストの コピーをするときに、私は毎回プラスチックスの「コピーコピー♪」をいちいち言いながらコピーのボタンを押していたみたいで、いったいいつから私はこれを口走っていたのか、、その後もコピーコピー♪って気づいたら言っているので これはもはや呪縛ですね。


プラスチックスと言うと「ダウンタウン81」というバスキアの映画の中にチラッと出てきますが、彼らはニューヨークでも人気だったのかしら。やっぱり当時のテクノバンドって最先端だったんですかね。

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バスキアは27歳で死んだので いわゆる27クラブの一員なんですけど、ダウンタウン81も、生きてるときの81年に まだ世界的に有名になる前のバスキアが主演で撮影したのに 金がねえっつって完成しなくて、フィルムが行方不明になったままだったのを 98年に関係者かファンの人かなんかが探し出して映画にしたものだそうですが、そんな風にあとから発掘してもらえるのは幸せなことでしょうね。


まあ正直映画として見ると面白くないですが、81年のニューヨークを見るならとてもいい作品だと思います。81年のニューヨークってなんか語感としてもいいですな。ポエム感。

確かビデオがあったよねと探して 出てきたのがこちら↑↓なんですけど、ビデオパッケージを久々に手に取ってみたらテンションが上がりますな。

なんていうか物量感と言いますか、ここにちゃんと映像入ってまっせーって感じがして、ビデオだと容易にコピーもできませんし。録画されたくないビデオは爪折ったりとかありましたねそういえば。

多分これは私の幼少期がビデオの最盛期で、なくなっていくビデオに懐かしさを感じてビデオ文化全体が美化されてるんでしょうね。しかし庚申窯のビデオデッキは ほぼ全滅してるから、昔レンタルビデオ屋さんが「もう全部DVDにするわ」っつって5本 100円とかで買ったビデオたちも もう見ることはないかもしれませんな。てことはそのうちDVDも大安売りしたりするのかしら。でもDVDって買ったらあんまり見なくなってしまうんですけど、なんなんでしょうねあの現象は。


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高鶴裕太 コウヅルユウタ
陶芸家
1991年生まれ
2013年横浜国立大学経済学部卒業
上野焼窯元 庚申窯3代目