2020/09/04 06:51

9月3日 晴れときどき雨

本日のBGM Tom Petty And The Heartbreakers - Two Gunslingers

子猫〜44日目④〜

東京ビッグサイト2日目を終えて、終えてっつっても今これを書いているのが3日目の朝なんですけど、ここ最近早起きしていたので福岡と東京の夜明けの時間は随分違うのねと思いまして、

福岡だと5時半くらいに明るくなってたのですが、東京だと5時くらいには明るくなっているので30分ほどのズレがあるみたいです。もちろん日没もその分早くて、もう秋って感じ。

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2日目の会場入りのときの写真なんですけど↑ いつの間にか撮られていたので 私は素の表情なんですけど、マスクしていると気の緩み みたいなものも隠せるようですね。極端にいうと口が半開きになっててもバレねえ とかそういう風に。

そういえば日本では 目は口ほどに物を言う なんて言って、相手の目の表情をコミュニケーションにおいて大事にしますけど、サングラスとかようしてる国では口の作る表情の方が大事なのかもしれないですね。それは日本の「本音と建前」的な文化と、自分の意見をはっきり言わないと大人とはみなされない文化との差なのでしょうか。

そういえば彼らは歯並びも大事にしてるわけですけど、歯というと私もそろそろ親知らずを抜かんといかんということを思い出しまして、歯医者に行かねばならないんですけど 私は歯医者さんに対する恐怖とかなくてですね、

というのも歯が悪くなると治療代がえらいかかって、そんな治療費を出せる余裕は今後の俺にはねえ!っつって 大学4年生くらいから虫歯にならないよう気を付けて生きてきまして、

そうすると自然と歯に悪そうなものを食べないようになって、間食とかお菓子を食べるといった習慣がなくなり、甘いものを食べるとすぐさま歯科専用ガムを噛まなきゃいけないという強迫観念に取り憑かれ、色のついた飲み物を忌避し、ブラッスィングも丁寧にやるようになって、

その結果、歯医者さんに歯石取りに行っても これくらいの状態なら半年か1年ごとでもいいって言われて、

私はむしろ歯医者さんに行くと口の中をケアしてくれるから好きなのに 向こうから半年ごとでいいって突き返されて わたくしのこのやるせない思ひ。そして照れ屋な私は半年という時間があくのが こっぱずかしくてですね、どういうタイミングで行ったらいいのかようわからんくて、

しかも予約しなきゃいけないというので、私の、社会を構成する人間として大きな欠陥である「電話が嫌い」という癖のせいで歯医者に行くためのハードルがすごく高くなっていて、そんな時にマイファーザーが長年ほったらかしだった親知らずが爆発して、今年のはじめ頃 結構しんどいことになっておりまして、

私も親知らずが横向きに生えているんですけど、前に歯医者さんに「もう成長止まってるからこのまま置いといてもいい」と言われてたけど、放置して数十年後に起爆するという事例が身近に出現して、「よっしゃこれで親知らずを抜くという大義名分でもって歯医者に行けるぞ!」ってことで すぐにでも親知らずを抜きに行きたかったのですが、

納期のある焼き物たちを作らねばならない時期が続いていて、もし親知らずを抜いたことによる痛みが酷かったら 皿なんてよう作れませんわ、ってことで期限に縛られないタイミングが、この東京ビッグサイトのイベントが終わって、福岡に帰った時であって、私はようやっと歯医者に行けるぜ!とフワフワwow wowな気分なのです。


だいぶ関係ない感じになりましたが、2日目も初日と同じくらい 多くの方に好評をいただいて、たぶん何らかの形にはなるんじゃないでしょうか。

2日目を終えて思ったのはサンプルとして多めに作っておかねばならなかったなあ ということで、今回用意したのが展示分だけだったので、サンプルとして持って帰りたいという要望に全て応えることができず 申し訳ない と反省してまして、また似たような機会があれば その時は多めに作っておきたいですね。

でもこういうイベントは1年に1回くらい行くのが限界でしょうね。自分が作る側なので、作るための時間や、今頼んでいただいている焼き物の品質を高くすることを考えたら もうあまり隙間はないというか、新たなところを開拓するのと、今あるものを丁寧に耕すバランスとして1年に1回くらいがちょうどいいんじゃないかなあと思います。3日目も焼き物に頑張ってもらって、私はそれなりにやってます。

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高鶴裕太 コウヅルユウタ
陶芸家
1991年生まれ
2013年横浜国立大学経済学部卒業
上野焼窯元 庚申窯3代目