2020/09/06 21:13

9月6日 くもりのち風と雨

本日のBGM 細野晴臣 - Hurricane Dorothy

子猫〜50日目〜(最後)


どうも東京出張で疲れていたようで 帰りの飛行機も寝てたから一瞬で福岡に着いて 瞬間移動したような気分だったんですけど、庚申窯に戻ってきてから ご飯食べたあと またすぐに寝て、朝までぐっすりぴーzz

そんで朝に、子猫たちも十分大きくなったし、これ以上大きくなったら可愛い時期を見ないままになってしまうってことで 里親の方達に子猫を引き渡して涙の別れ、しかし子猫もずいぶん大きくなりまして、

私が庚申窯にいなかった5日間でも ひと回り大きくなっていたので、やはり自分で餌食べだすと成長が早いみたいですね。いい顔してますもんね。

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ミルク時代と比較


そんでんで なんでも九州にでけえ台風がきやがるというので、今日は台風のための防御策ということで、とりあえず庚申窯の2階の雨戸を閉めようと思いまして、母に「ちょっと雨戸閉めてくる」と言ったら「えっ!そんなのあったの?」と驚かれました。いかにこの雨戸が使われてこなかったのかが分かりますね。

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そして一番広い窓の雨戸を閉めようと思ったら雨戸が出てこなくてですね、どうしたんだこれはと思って覗いてみたら雨戸ストッカーの中に大量の草が。

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おそらく この雨戸ストッカーが ちょうどいい高さと隙間なので 鳥が巣をこさえていたんだと思います。にしても草詰めすぎな気がするんですけど。幸いなことに今の時期は鳥がいなかったのでこの草を掻き出すことに。

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なんか手頃なもんはないかと探してみたらゴルフクラブがあって、これはずいぶん前に父が一瞬だけゴルフ趣味を開拓しようとしてた時期の遺物で、こいつはちょうどいいんじゃないかしらってことで掻き出してみると、長さといい 先端の返し具合といいバッチリでして、

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こんな感じで草をぼんぼん捨てて無事に雨戸を閉めることができました。

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それで他の雨戸も同じような状況になっていると覚悟していたんですけど、他の雨戸はどれも2枚収納のストッカーだったので、ストッカーの幅が狭く鳥の巣は作られておりませんでした。ていうかストッカーって言ってるけどあれの正しい言い方は何なのかしら。

こちらが雨戸閉める前で

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こちらが雨戸後ですね。

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窓からの光がなくなると印象がガラッと変わって、私は日光の入る方が好きなんですけど、これはこれで世界観を作りやすそうです。テーマパークのアトラクション感出ますね。別世界みたいな。その分いろいろと細かい部分の装飾を作り込む必要がありますけど。


次は庚申窯のショーウィンドウですね。

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まあこの部分、あんまり有効的に使われてはいないものの、このサイズのガラスが割れるとすごく高くつきそうなので段ボールでガードすることにしました。

どうもホームセンターではテープや段ボールの類が売り切れているようですが、幸いなことに庚申窯では商売柄どちらも十分に在庫があるのでカットしてベタベタ貼り付けました。

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しかしここ 石壁なのでガムテープが全然くっつかないんですよね。一応窓枠の金属の部分に全面的に貼り付けてあるものの、それだけでは面積狭くて不安なので、上の木の部分に貼り付けて、そこから段ボールを引っ張る感じにしました。

あと右側の「あがの焼は伝統工芸です」って言う普段全く目立たない看板が金属製で、ガムテープの貼りつきが良かったのでそっちにも多めにくっつけときました。看板があって良かった良かった。

看板の赤い色が経年によって結構いい感じになっていて、こんな感じの鉄赤釉作れたらいいですよね。金が出るタイプのやつ。

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入り口正面に吊り下げていたこの木も、あんまり揺れると窓ガラスを割りそうだったので下ろしました。正確な意味は知らないんですけど、忙しくても酒飲む時間はあるぜ的なことでしょうか。今度聞いときます。


あとはこの正面にあるでかい木が風をガードしてくれるので、こいつによろしくどうぞとお願いして、

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ゼラニウムとかの根が浅い植木鉢を工房に入れたり、

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吹っ飛びやすそうなものがたくさんあるので、そいつらを飛ばないようにまとめたり重しを置いたりしていました。

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今 夜の9時ぐらいで、既に風がビュービュー言っておりますが、果たしてどんな感じになるでしょうか。何事もないと良いですね。


高鶴裕太 コウヅルユウタ
陶芸家
1991年生まれ
2013年横浜国立大学経済学部卒業
上野焼窯元 庚申窯3代目