2020/09/16 09:59

本日のBGM Peter Moon Band - He Aloha Mele


作業をしてたら父から 倉庫がいい加減散らかってて収納が溢れてきてるから手伝ってくれ と言われ、私は「ほっほー」と思いまして、と言うのも私がこれまで何度きれいに片付けても散らかしてきたのは誰だったかしら、という感じで、

片付けのできない庚申窯メンバーに嫌気のさした 私はいつしか整理整頓を放棄して、放置した結果今ようやっと散らかっている自覚を得たみたいで、良い傾向である と片付けを手伝うことにしました。

が、手伝うと言っても父は最初ちょろっとゴミを運んだだけで 実際は ほぼ私がやっておりましたので、言い出しっぺというのは なんらかの形で貢献しないと信用を失うなあと思いました。


画像1

庚申窯の人たちは ものの上からものを置くと言うことに躊躇いがない人たちなようで、木材や什器や段ボール等が置かれているこの倉庫は いつもこのような状態になるのですが、

この他3か所の倉庫スペースを片付けてると色々なものが出てくるもので、一番多いのは木なんですけど、これとかは何用として作られて どういう経緯でここにきたのかしら。

画像2

太めの木に細い木が刺さっているんですけど、オブジェなのかしら、それともコートとかかけられる的なやつなのかしら。場所をけっこう取るので外に出して自然に還ってもらうことにしました。


画像3

こちらも同じく木ですけどめっちゃでかいです。これだけの幹のサイズだと相当大きな木だったんでしょうね。そして重い。これも貰いものでしょうけど多分中央の割れがひどいからってんで流れてきたんじゃないかしら。でも中央の割れ目に手をかけることによって なんとか1人でも持ち運ぶことができました。確実に腰の寿命を削る木ですね。今後何かに使うことがあるのかしら。


画像4

こちらはおそらく祖父が使っていたであろう電熱器ですね。こういう昔の家電ってのはデザインが隔世していて新しく見えるからいいですよね。ロゴがすごく活きています。まだ使えるっぽいので今年の冬に使おうと思いました。


画像5

こちらは以前大学で拾ったイーゼルです。美術部が大量に捨ててたんですね。その中で一番小型のやつだったんですけど、今考えたらもっといっぱいもらっときゃよかったですたい。最近絵を描いてないのと、今年はイベント系が諸々なくなったので看板立てとしての役割もなくなって めっきり出番が減ってしまいました。


画像6

こちらはボディボード的なやつですかね。よくわからないのは海で拾ってきたためでして、同行した友人から こんなゴミ持って帰んなよ!車に砂が落ちるじゃねえか!と怒られましたが、現在に至るまでまだ一回も使っていないので あるいは友人が正しかったのかもしれませんね。


画像7

床にへばりついて取れない謎の物質があったんですけど、その正体は私が以前作った触っても割れないシャボン玉の溶液でして、その本体はフタが腐食して開かなかったんですけど、これは燃えないゴミでいいのかしら。いろいろなものを混ぜた液体は早く捨てなければいけないと思いました。

画像8


画像9

ある程度片付いたので最近やってきて めちゃくちゃ場所をとっていた段ボールの箱を部屋の端っこに積み上げました。この段ボールの箱の中身は何かというと中身もダンボールでして、

画像10

補助金の関係で大量に仕入れたら思いの外量が多くて 置き場所に困っていたという次第だったのです。

段ボールイン段ボールは向かい側にも積んであって、おかげで扉からの光が入らないようになりました。ちなみに手前にある黄色い輪っかは ツバメが来たときにも紹介した母考案のカラスを寄せ付けない罠です。頭の良いカラスはこれに警戒して近づかないそうですよ。ほっほー。

画像11


しかし倉庫の中のものを一つ一つ見ていくと ほとんどが貰ったものとか拾ってきたもので、使えそうな気もするし使わなそうな気もするし、断捨離をうたう人なら全部処分すべしってことになるのでしょうが、でも整理すればそれなりに収まったりするので、捨てられない人はせめて整理できるようになれば良いんだけど と思いました。


画像12


高鶴裕太 コウヅルユウタ
陶芸家
1991年生まれ
2013年横浜国立大学経済学部卒業
上野焼窯元 庚申窯3代目