2020/09/22 09:29

本日のBGM 高山流水


8月の後半くらいから 夜明けの時間帯に河川敷を走っていたんですけど、そろそろ体力がついてきたということで、まあ河川敷に行くまでに乗っていく軽トラの燃料がもうすぐなくなるので、燃料をわざわざ入れてまで行くほどのもんじゃないよね、ってことで、軽トラをガス欠ギリギリで放置して 最近は庚申窯の周辺、

庚申橋を渡って福智山の登山口まで坂道を登って、それから下り坂で庚申窯まで戻る という坂道づくしコースなのですが、坂道における運動効率の悪さには改めて驚いておりまして、

坂道の後半に差し掛かると 体力とか足の筋力的には まだまだ余力があるのに呼吸が追いつかないのです。まさか山の麓だから酸素が薄いとか、、!? いえ、100メートルくらいなので そんなことはござんせん。喫煙常習者でもないので肺機能が特に衰えているというわけでもなく、

なんというか呼吸は瞬間的なエネルギーを発生させる感じと言いますか、体を動かすのに必要なだけの酸素を取り入れる必要があるってところ、坂道を走るのには一歩一歩の消費量が大きくて すぐに呼吸が乱れてしまう という感じです。 

なのでマラソン的な余裕ある呼吸じゃ全然追いつかず、どちらかというと全力疾走に近いような感じになります。坂道を走るのには肺活量が大事なのね。

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そんな感じで登山口まで登ると 陽が出る前なのに 車が何台か止まってまして、おほほん、連休中だから山登りの人がもう来てんのね、早朝アタックなのね、なんなら日の出を拝むのね、おほほん と納得して今度は下り坂、下り坂では呼吸は全く問題にならないのですが、下り坂で速く走るのは大変だろうなと思いまして、

というのも下り坂でスピード出すと膝を悪くしそうな感じがむんむんしまして、きっと下り坂を走るのには技術が必要なんだろうなと思い 下り坂ではゆっくりなペースで走っています。その頃だんだん明るくなってくるので山からの眺めはいい感じですね。

馬も急な下り坂は怖がって早く走れないって言いますけど、源義経の 馬で崖を下った例のやつは本当にあったことなのかしら。あるいは人間が乗っている方が後ろ側にバランスとって馬も走りやすくなったりするのかしら。


という感じで朝は過ごしているんですけど、昼ごろに今度は車で登山口に行ったら駐車場に入りきれなくて路上駐車している車もあふれてるくらい登山客が多くてびっくりしまして、

やはりこんなご時世だから開けた場所に遊びにくるのね、確かに天気めちゃいいし気温もそれなりで山登りにはちょうどいい季節よね、疫病騒ぎの前よりも健康的になってんじゃないかしら と思いました。

福智山は900メートルしかないので今の時期の登山にはおすすめです。ちなみに福智山を走って登るという猛者もいるらしいです。ほとんど毎日。そうなると信仰に近くなってきますな。なんかそれだけ毎日登ってんならポイントカードとか付けて欲しいですよね。なんかその努力量勿体無いような、なんて言っちゃいけないのか、おほほん。

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むくげ もまだ咲いてて良いですね。夏の陽気な感じがして むくげは好きです。



高鶴裕太 コウヅルユウタ
陶芸家
1991年生まれ
2013年横浜国立大学経済学部卒業
上野焼窯元 庚申窯3代目