2020/11/01 19:58

本日のBGM Lulu - Dirty Old Man


最近は早寝早起きという健康的なライフサイクルになっておりまして、と言うのも山の冬は寒くてですね、冬の間は夜働かずに昼間メインで生きているのです。夏は昼間暑いので夜型になりますね。

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食事も定期的に摂っていますので、食事の時間になったらしっかりとお腹が減るようになりまして、いわゆる腹時計っちゅうやつですね、でも今日は粘土を作っていたので、キリのいい所まで終わらせようとしてたら遅くなって、作業中お腹がぐーぐーなっていたんですけど、


話は変わってハーバード大学に人間の老化について研究しているチームがございまして、老化防止や寿命を伸ばす研究というのは 今やかなりでかい資本が投下されている分野で、寿命による死をなくすというのに本気で取り組んでいる機関もあるんですけど、

その研究チームが老化のメカニズムというのを発見したそうで、まず人間の体というのは何十兆もの細胞の集合体なわけですが、細胞は古くなるとDNAの情報にしたがって同じものが再生産されて定期的に新しいものに入れ替わっています。新陳代謝ってやつですね。

それで、このDNAの読み取りによる細胞の再生産ってのは 実はしょっちゅうエラーを起こすそうで、間違った情報に基づいた細胞を作っちまうんですね。この間違った情報の細胞ってのは放っとかれると癌になっちまいますので、それを防ぐために情報修正部隊ってのがいるそうで、

この修正部隊が派遣されることで間違った細胞をなくすことができるのですが、修正部隊が派遣されている間、細胞の再生産は一時ストップされます。間違った細胞を増やさないためですね。それで老化というのはこの修正部隊が正常に働かなくなること、ではないんです。それだと癌になっちゃうので。

老化の原因は 修正部隊を派遣してる派遣会社にあるそうで、この派遣会社がポンコツになると修正部隊を派遣しっぱなしにしやがって、それによって細胞の再生産、つまり新陳代謝がストップしてしまうので、新陳代謝が不活発になる=老ける ということなのだそうです。


新陳代謝を活性化させるためにはポンコツになった派遣会社を通常運転に戻す必要があるのですが、そのための方法も見つけたそうで、その手っ取り早い方法というのは「死にかける」ことだそうです。

体が死を感じるとボンクラになってしまった派遣会社の方も「こら大変だ!」っつって通常運転に戻り、不必要な修正部隊を引き上げてくれて新陳代謝が活発になるそうです。

で、手っ取り早く死にかける方法というのは断食だそうで、要するに空腹を感じることで若さを保てるということですね。

それで話は戻るんですけど粘土を作りながら腹のなる音を聞いて、これで代謝がよくなるで〜 と ウキウキしていたということだったんです。

そんなわけで一日一食というスタイルで若さを保ってる人がいたりするということなのね。その他の効果的な死にかけ方は 運動による疲労や、寒さ暑さなどになるそうです。だから寒中水泳して一日一食しか食べなければ新陳代謝が活発になって、

肌の細胞の入れ替わりは1ヶ月ですから最低でも1ヶ月くらいそういう生活をしていただけると若返りを実感していただけると思いますので試してみてはいかがでしょうか。でもそのストレスで早死にしたりして。あふふ。


高鶴裕太 コウヅルユウタ
陶芸家
1991年生まれ
2013年横浜国立大学経済学部卒業
上野焼窯元 庚申窯3代目