2020/11/12 22:41

本日のBGM Jack White - I Guess I should go to sleep 


今日は福島から帰ってくるだけだったんですけど、福島から車で仙台に行って、仙台空港から福岡空港へ飛んで、福岡空港から福智町まで帰ってくるのになんやかんや1日かかりまして、東北と九州は今もなかなか遠いですな。

帰ってきたらちょうど親父殿が焚いていたであろう電気窯が焚き終わるくらいだったので、素焼きメインのミニ電気窯に焼き物を詰めて、入れ替わりでスイッチを入れました。庚申窯の場合、電気窯を2機同時に稼働させると電気許容量を超えるので1機ずつしか焚けないのです。

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ちなみに焼いているのはこのお皿↓で、11月19日に福智町のイベントで使われるからちょいと急がねばならないのです。まあ最低限の数は間に合っているんですけど、早く終わらせるに越したことはないですからね。

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ミニ電気窯は焼けるのも早いし 冷めるのも早いので、今日の夜スイッチを入れたら明日の昼頃には取り出せて、窯が熱々の状態で 次を焼けるという回転力が彼の強み、ということで次に焼く奴らのペーパーがけをしておりました。丑のおちょこたちですね。

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2〜3日離れて、改めて見ると全然丑って感じしませんな。ほやほや。削るのに使うのはコバックスのサンドペーパーですが、何度も使ってクッタクタになったやつを使います。

ペーパーはクタクタになると柔らかくなり、削る力は低くなるので、荒土の荒っぽい風合いを削りすぎないためにとても良いのです。

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しかし座ってるだけだから元気だと思ってたら私の方も移動でクタクタだったみたいで、削りながらとても眠くなってきたので、タスクは明日に投げて今日は寝るのでした。


高鶴裕太 コウヅルユウタ
陶芸家
1991年生まれ
2013年横浜国立大学経済学部卒業
上野焼窯元 庚申窯3代目