2021/04/16 05:02

本日のBGM Rhye - Open


ここ最近ブログの更新をサボっていたんですけど、焼き物作りで忙しいってのもありましたが、新しいサイトの準備をしておりまして、これがめちゃくちゃめんどくさいやつで、私の電子的な作業における1日の許容量を遥かに上回っていたのでブログに手が回らなかったということでして、決してめんどくさいからとか もう飽きたからとかそういうことではないんです。そういうことではないんですともさ。

そんなめちゃくちゃめんどくさい基本的な設定の部分が先ほど終わったので、まだ内容はスカスカなんですけど やっとこさ出来たから誰かに見て欲しいのでとりあえず紹介させていただきます。新しいサイトの名前は「高鶴裕太のヘタッピやきもの研究所」ですね。下の画像を押したらサイトに飛びます↓

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見ました?もう見た前提で進めますね。

新しいサイトはオーダーメイドの受注をメインにして、これまで作ったオーダーメイドの焼き物の紹介と、器の制作記録専門のサイトになる予定です。人間はビデオに撮られたら死なないなんて言ったりしますけど、私の場合、作ったものはオンライン上に公開しておけば死なないみたいに思っておりまして、

いつも何かを作るときはネットにアップするという「記録」の作業が伴わないとやる意味を感じないと言いますか、作ったものの実物は手元に残らないから、その記録を残しておくことで実績や評価として蓄積していくと思っておりまして、

これまでは庚申窯のHPがその役割をしてきていたんですけど、流石に庚申窯のHPももう型落ちと言いますか、器の記録をするにはフォーマットがあまりよろしくないっていうか、だって庚申窯HPの作品紹介の仕様は写真一枚と文章2行まで、だけなんだもの。


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その作品紹介ももう随分 作品の点数が溜まってるんですけど、カテゴリー分けとかの機能がないから前に作ったものを見るには1ページずつ遡らなきゃいけない、ちょうどこのベイスのブログの仕様がそうなっているように、

ってことで過去の作品を見るのに庚申窯HPではものすごく不便なんですね。庚申窯HPの作品紹介も、ベイスのブログページも、そんなに多くの記事がアップされることを想定していない作りだったというわけですな。

あと今やパソコンでネットを見てる人の方が少数で、スマートフォンがメインだそうですが、そんなスマートフォンの画面にも庚申窯HPは対応していなかったので、そういった理由から新しいサイトを作るのもいいかな、と思ったわけなんです。


しかしまあーここ最近パソコンで新しいサイトのためにあれこれ作業してましたけど、これはやっぱり大変ですな!私が電子作業に不慣れなこともありますけど、これは大変ですよ。大変ですわあ。もう眠くて言葉が出てこないんですけど、大変だと思う理由は、たぶん大きな制約の中で何かを作る息苦しさみたいなものじゃないかしら。

ここでの大きな制約というのはパソコンだったりネットだったりの融通の効かないルールですよね。そのルールに完全に従わないことには画面に表示すらされないわけだから、ニュアンスのない世界、正解か非正解だけの世界だから、これは論理性に偏った人だったら心地いいだろうけど、感性タイプの人はかなりきついんじゃないかしら。

そういう意味で言えば焼き物作りは形を作る感性的な部分と、釉薬や焼く段階の論理性の部分で分かれてて、その上でとりあえず適当でも焼いちゃえば何かしらできるし、それによって全く新しい色を出すことにつながるかもしれないという可能性を含んでいるけど、そんなことは「絶対」ない ってすでにわかっていることが、パソコン上での作業における息苦しさなんじゃないかしら。まさに「作業」って感じが強いですよね。創作というより。


そんなパソコン作業もとりあえず一通り落ち着いて、あとはだんだん記事を増やしていくことになるので随分楽になると思うんですけど、こちらの内容は基本的に焼き物作りの技術的なことになると思うので興味のある方はご覧ください。そのせいでやっぱりこっちのブログは疎かになると思います。

このページが一番だるかったです↓

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高鶴裕太 コウヅルユウタ
陶芸家
1991年生まれ
2013年横浜国立大学経済学部卒業
上野焼窯元 庚申窯3代目