2021/07/18 23:24
本日のBGM 霧島昇・ミスコロムビア - 一杯のコーヒーから
覚醒作用のあるカフェインと酩酊作用のあるアルコホールを同時摂取するのはあんまりよろしくないそうで、ていうのもアルコールはお脳の方をお休みさせるのに対して カフェインはお脳を活発にさせるっちゅうことで正反対の効能がございまして、
例えるならアクセルとブレーキを同時に踏んでるみたいな状態になるらしく、あんまりスピードが出ていないけどエンジンの負荷がすごいみたいな、翻訳するとあんまり酔ってる感じがしないのに実はいつもより飲みすぎてるってことで、つまり体の許容量を超えてアルコールを摂取してしまうという落とし穴があるのだそうです。
そんなわけで飲み屋やクラブ等において気さくな男性諸君がしきりに勧めてくるレッドブルのウォッカ割りなどはウォッカの飲みやすさも相まって酒に不慣れな女子大生を前後不覚にするのにうってつけだそうですが、
今日は日曜日ということもあって たまにはそう言った体に悪いこともしなければいけないのではないかしらと思いまして、以前いただいたこのコーヒーリキュール、こいつを午前中から飲んでみてたんですけど、これが昔食べてたコーヒー味のチューチューアイスそのままの味でして、思いがけずノスタルジックな気分も呼び起こさせてくれております。
かつてそのコーヒー味のチューチューアイスを提供してくれた近所の駄菓子屋は 今は2軒ともなくなっておって これがさらにエモさを追加してくれて、だからこのコーヒーリキュールを冷凍して当時の味を再現してみようと試みるのは至極当然な流れなのです。
酒に含まれるアルコールというのはエタノールであって、エタノールの凍結温度はマイナス100℃くらいだから家庭用冷蔵庫ではアルコール度数によってお酒は凍ったり凍らなかったりします。このコーヒーリキュールのアルコール度数は20%なので、ギリギリ凍りそうな感じがしますね。
てなわけであの氷をつくるやつにコーヒーリキュールを流し込んでみまして、凍るのを待ってる間に残ったコーヒーリキュールを飲んでいたら 確かに飲んでもあんまり酔ってる感じがしまへん。これはいくらでも飲めてしまって気づいたら飲み過ぎってことになりそうだわ。
ていうか私の場合どうもカフェインへの耐性に比べてアルコール耐性が大幅に上回っているみたいで、普通にコーヒー飲んだみたいにむしろシャキシャキしてきてるんですけども。
何もせんと日曜日を過ごそうと酒を飲んでみたらアッパーになってしまったので作業の続きなどをしておったら夜になりまして、もう氷ができてたけど、食べたらまた覚醒しそうだったので代わりにヤクルト飲みました。
高鶴裕太 コウヅルユウタ
陶芸家
1991年生まれ
2013年横浜国立大学経済学部卒業
上野焼窯元 庚申窯3代目